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土地に昔何があったか、調べる方法はありますか?


                 

購入を検討している古家付の土地があります。古家を解体してから新築住宅を建てる予定でいますが、解体工事の際に地中から何か出てきてしまうと追加費用や処分費用が追加されてしまうので、むかし何に利用されていた土地なのか調査しておきたいと思います。調べる方法はあるでしょうか。また、注意が必要な土地はどんな土地でしょうか?

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どのような解体をご希望ですか?

図書館で昔の地図を調べたり、法務局で閉鎖謄本を取ると良いでしょう。都市圏の場合には国土地理院が過去の航空写真を公表しているので、そちらを参考にしても良いかもしれません。地元住民の方への聞き込み調査も一つの方法かもしれません。

図書館で昔の地図を調べる

公立の図書館であれば、所在の地域にまつわる古地図が置かれていることがあります。古地図を見ることによって、土地が何に利用されていたかを調べることは可能です。まずは図書館に電話をし「○○市○○町の古地図はありますか」と確認するか、OPAC(オンライン蔵書目録)を利用して各図書館のホームページから蔵書の検索をしていただくと良いでしょう。

法務局で閉鎖謄本を取る

法務局に行けば過去の謄本を取得することも可能です。現行、運用されている謄本だけではなく、コンピュータ化や土地の合筆・分筆によって閉鎖された昔の謄本も取得することができます。数十年前の利用方法が記載されていれば、謄本から情報を読み取っていただくことが可能です。

国土地理院の国土変遷アーカイブ

国土地理院では明治の陸地測量部時代から、今日至るまでに作成された地図や航空写真を保有しています。その中の一部を国土変遷アーカイブ空中写真閲覧システムで見ることが可能です。無料で利用できるので、こちらを参考にしても良いでしょう。

国土変遷アーカイブ

地元住民への聞き込み調査

地元の方へ直接聞いていただくのも良いでしょう。ご年配の方など、昔からその場所に住んでいると思われる方に対して、「このあたりの土地を購入したいのですが、昔何があったかを教えていただけますか」と聞いていただくと良いでしょう。地図には現れない情報を汲み取ることができるかもしれません。

注意すべき過去の利用方法

最後に気をつけるべき利用方法を紹介します。

造成による切り土、盛り土が行われている可能性があります。盛り土の場合には地耐力が弱いため注意が必要です。

川原・池・沼

川原や池や沼の場合には埋立を行っているため、地耐力が低かったり湧き水が生じる可能性があります。

墓の場合には、心情的な問題が生じるため注意が必要です。

窯跡

窯跡は地面から陶器くずが大量に出現する可能性があります。

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