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解体工事会社が間違って他の建物を壊した場合の責任は?


                 

解体工事を依頼しましたが、隣家との境界にフェンスやブロックなどがなかったために、解体業者が間違って隣家の建物まで解体してしまいました。業者から費用の負担を求められているのですが、この場合に依頼主にも責任があるのでしょうか?責任がある場合、負担の割合はどのようになるのでしょうか?

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間違った原因がどこにあるかによって、責任の所在が異なります。

解体範囲を明確に指示していた場合

明確に指示するとは、以下のようなケースがあります。

  • 施主が実際に現場で立ち会いを行い、解体範囲に印を付けたことを確認した場合
  • 図面によって解体範囲が明確に指示さているケース
  • 写真で解体範囲を明確に指示していた場合

それにもかかわらず解体工事会社が間違って、他の建物を解体した場合は、施主に非はなく、解体工事会社の責任が大きいと主張できます。図面、写真等で明確に解体範囲を指示したのに、どうしてミスが発生するのでしょうか。これは、一般に解体図面や写真を解体工事会社が作成、撮影することから生じます。そのために、図面、写真に関しては施主が十分に確認する必要があります。そして、確認した後に発注するということが大事です。

発注者(施主)が確認を怠った場合は、施主側に責任の可能性が

施主が解体当日、現場で立ち会うことがベストですが、遠方の家屋の解体の場合には施主が立ち会うことが難しく、解体工事会社への文面や口頭での指示により、今回のような事態が発生する可能性があります。一般的には、いくら施主が不在でも解体工事会社が間違って他人の家を解体しようとすれば、そこに住んでいる人からの指摘があり解体工事会社は間違いに気づきます。

ただ、別荘などを解体する場合には、こうした間違いが起きやすいといえます。閑散期の別荘では住んでいる人は少なく、しかも別荘特有の同じような構造や目印(赤い屋根とか)、詳細な番地が記入されていません。こうした場所に解体工事会社が足を踏み入れ、施主側の指示通りにして、まったく違った建物を壊したという事例は実際にあるようです。この場合、施主が発注前に確認を行っていた場合にも責任を求められるケースがあります。

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