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見積書に記載の別途項目によって法外な請求をされないでしょうか?


                 

解体工事の見積書を受け取りましたが、「次の項目については別途費用と致します。」という書き出しで、様々な項目が挙げられていました。つまり、今の段階ではまだ見積れないので工事が始まってから金額を提示するということだと思いますが、後になって法外な追加請求をされたらと思うと契約に進めません。この業者は大丈夫でしょうか?

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地中障害物を代表とする一般的な項目であれば問題はないと思います。事前に別途費用の目安を確認すると共に、別途費用が発生した場合には作業前にしっかりと事実確認をしましょう。

別途費用の計上は一般的

解体工事の見積りはその存在が事前に確認できるものは計上されますが、それ以外のものに関しては別途費用とされることは珍しくありません。例えば、地中の岩、地中のガラ、湧き水、一代前の基礎といった地中埋設物は、事前に予期することができないため別途費用として計上されるのが一般的です。

事前に別途費用の目安を確認すると安心

いくら別途費用と見積書に書かれていたとしても、施主にとっては予想外の費用となりますから、事前にそれらが発生した場合に、どれくらいの費用が必要かを確認しておくと良いでしょう。漠然と「岩があった場合にどれくらいの撤去費用が掛かりますか?」と聞いても解体工事会社は困ってしまうかもしれませんが、「地中50cmの所に直径50cmの岩があったとしたら撤去費用はどれくらい掛かりますか?」という確認を行えば解体工事会社もきっと応えてくれることでしょう。

別途費用が発生したら

もしも作業中に「岩が埋まっていたので撤去に費用が掛かる」という連絡があった場合には、まずは現地に出向いたり、携帯電話で写真に撮って送ってもらうなどして事実確認を行うことが大切です。その上で、撤去費用を算出してもらい妥当と判断した上で、作業に取りかかるよう進めるのが安心といえます。

悪徳業者の手口

質問者様は悪徳業者による追加費用請求を心配されていることと思いますので、悪徳業者の手口を最後にご紹介させていただきます。下記のような例を頭の片隅に入れておけばトラブルの回避ができることと思います。

ありもしない地中障害物

実際には地中障害物は存在していないのに、「撤去に費用が10万円掛かったので払って下さい」という架空請求を行う手口です。事実確認ができない限りは毅然とした態度で断りましょう。

見積り間違い

現地を見たのにも拘わらず、「思ったより建物が大きかったので、追加で20万円払って下さい」という追加請求を行う手口です。見積りミスは施主の責任ではありませんので、追加費用を払う義務は一切ありません。同じく、毅然とした態度で断りましょう。

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