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区画整理の解体で基礎を残すのは一般的なのでしょうか?


                 

町の開発事業のために、自宅の場所が区画整理の対象となってしまいました。立ち退きをしなくてはならないため、自宅の解体工事を行うのですが、組合から基礎は壊さなくてよいと言われました。更地にした土地に新しい建物をたてるための区画整理なのに、基礎を残してもいいというのはよくある指示なのでしょうか?

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区画整理事業によって異なりますが、組合の指示によってそのような仕様が取られることがあります。解体工事会社にその旨を伝え工事を行って下さい。

区画整理事業によって異なる

区画整理による解体で基礎を残すかどうかは、区画整理事業によって異なります。全国的に見て決して一般的とはいえませんが、基礎の存在がその後の道路計画などに支障を来さない場合には、経費削減のために基礎を残した状態で更地とみなされることがあります。

解体工事会社にその旨伝えると良い

区画整理組合からそのような指示があった場合には、解体工事会社にその旨を伝え見積りを出してもらうと良いでしょう。解体費用の中で基礎コンクリートの処分代は大きな割合を占めますが、それが無くなることによって割安な見積りを得ることができると思います。なお、基礎を残して良いといっても、立ち上がりの部分は壊さないといけない可能性も考えられるため、詳しい仕様を組合に確認しておくと良いでしょう。

基礎を残すのは必ずしも良いわけではない

今回は基礎を残しても良いとの解釈でしたが、基礎を残すこと自体が必ずしも良いわけではありません。廃棄物処理法では自分の敷地であっても、廃棄物を投棄しておくことを禁止しています。処理法の解釈は自治体によって異なることもありますが、区画整理を例にとって同様のことをすると、不法投棄とみなされてしまう可能性があるため注意が必要です。また、地中に廃棄物が埋まっている土地ということで、不動産価値が下がる可能性も考慮しなければなりません。(今回のケースであれば区画製組合が行政の同意を得た上で、基礎を残す指示を出している可能性が高いようです)

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